【必読】キャリコン面接試験直前!絶対やるべきこと&してはいけないこと ※保存版

先日、国家資格キャリアコンサルタント(キャリコン)の筆記試験が終わりましたね。

今週から実技面接が始まります。

私(岩松)は、個人的には面接試験が大好きで、ワクワクして行くのですが、
実技試験に不安を持っている人も多いことでしょう。

そこで、直前だからこそ知っておきたい、

「絶対してはいけないこと」「絶対しないといけない準備」について、
無駄に時間をつ使わず、残念な結果にならないための対策をお伝えします。

※この方法は、単に個人的な経験を書いてあるだけではありません。

この手法を使って私自身が合格したということだけでなく、
岩松が行った面接対策講座全員を合格に携わった結果わかった、
「試験であれば当然そうである」という、試験官思考での解説です。

絶対してはいけないこと

絶対してはいけないこと、それは、仲間内でのRP練習会(もどき)です。

不安心理からグループ内の人が集まったりしますが、辞めた方がいいです。

そういう集まりでは、既に合格しに協力してもらったり、受講生同士で
試験官役になって練習をしたりします。

知人同士の練習をやめるべき理由

①合格した人=上手な人ではないらないから

合格した瞬間に「ああしたほうがいい」「こうしたほうがいい」と個人的な感想や
アドバイスを始める人がいますが、試験対策として、まったく意味がありません。

合格=教えられる実力がある

でしょうか???

たまたま運よく受かった人もいるはずです。

合格しても面接対策に関しては素人でしょう。

出来ていないところロ改善すべきところをなんとなく指摘するだけなら、
百害あって入地なりです。

試験がどのように行われているのか?分析しないで指導が出来るはずはありません。

よくあるのが、入口のノックの仕方とか、礼をして着席の仕方とか
練習している人がいますが、そこは最低限のマナーであり、たいして問題にはなりません。

大人としての最低限のモラルがあれば、気にすることはない部分です。

変なところに気を使うようになると、余計に本番で緊張しやすくなってりまいます。

もったいないです。

もっと根本的な「受かるんために」大切なことがあるでしょう

みんなで仲良く時間を過ごすことが目的なら構いませんが、
キャリコン講座の担当だった先生など、ちゃっとした指導者がいない勉強会はやめましょう。

聴き方について、いろいろな人の意見を聞きすぎてしまった結果、
考えすぎて当日混乱し、「頭の中が真っ白になってしまった」という話はよく耳します。

直前にできないところを指摘されても、傾聴力をあげるのにはもう間に合いません。

ナーバスになっている時期、的外れな宿題を増やさないことが大切です。

まとめると、

(1)素人の指摘はあてにならない

(2)ダメなところを指摘されても残り時間で修正はできない

以上2つの理由から、仲間同士で集まった練習はまったくお勧めしません。

行かないことをお勧めします。

絶対したほうがいいこと

では、合格するために面接までの残り1~2週間で絶対しておくべきこと、
しておいた方がいいことは何でしょうか?

それは口頭試問対策です。

13名と分母が小さいもものの、私(岩松)が今年から始めた
キャリコン試験対策面接指導を行った方の合格率は、いまのところ100%です(2018年8月1日現在)。

その経験からハッキリわかったこと。

それは、面接試験前直前の一週間でやるべきことは口頭試問対策が99%です。

理由は2つあります。

<理由1>傾聴力は試験日までには絶対にあがらない

<理由2>面接スキルがなくても合格している人が結構いるから

特に<理由2>は重要な着目すべき点です。

申し訳ありませんが、うなずき、あいづちで聴くこと自体に難がある方の合格は
今回は難しいかもしれません。

でも、試験用の指導を直接担当した13名の中には、
正直かなり厳しい傾聴レベルの人が3、4人いらっしゃいました。

「かなり厳しい」とはどのレベルか具体的に言うと、次の2つはどうにか守れるというレベルの方です。

1.変なアドバイスや意見をいきなりしたりはしない
2.うなずき、あいづちをいれながら、相手が言った言葉の「くり返し」はなんとかできる

もし私が試験官なら、技術的には不合格とつけるであろう方も、全員合格しているのです。

正直、私も驚きました。

では、その人たちはなぜ合格できたのか?

答えは1つしかありません。

口頭試問にちゃんと答えられたから

いまさらロールプレイやテーブルマナーの練習をするよりも、
口頭試問対策だけをしっかりすることで、成功の勝率は上がるでしょう。

口頭試問で訊かれることは5つと決まっています。

これはキャリコン試験突破の大きなヒントになります。

①ロールプレイで良かった点と悪かった点

②クライエントが訴えている主訴は?

③キャリアコンサルタントから見たクライエントが抱えている課題は?

④このあとこのクライアントに関わっていくとしたらどのようにサポートしていきたいか?

⑤キャリアコンサルタントの資格を取得したらどのように活かしていきたいか?

対策できるものの対策しないで、試験を受けては合格できるはずがありませんよね。

この5つの質問をよく見て、内容を分解、整理するといくつかの種類に分類できます。


・「事前対策が出来るものorできないもの」
・「独立した質問or前の質問への回答と関連付けて答えるべきもの」

順に説明します。

★100%やっていかなければいけないことがあります。

ステップ1:「資格の活かし方」を完ぺきにする


⑤だけは、事前に100%準備して持っていくことができます。

ここを当日考えながら話すようではアウトです。

100%事前準備し、暗唱できるようにしていかないといけません。

この質問は、「なぜ何か月もかけてわざわざキャリコン講座に通ったか」という志望動機そのものでとても重要です。

これを明確に答えられなければ、減点になって当然です。

だめな例

×「最近の若者の中には、やりたいことが見つからずに悩んでいる人がたくさんいます。私はキャリコンの資格をとって、そういう若い人たちを支援したいと思います。」

実際に面接指導の中で参加者の方が言った回答です。

これでは一般的な社会現象を評論しているだけで全くダメです。

なぜ私が」「何を私がしたいか」が具体的になければまったく説得力がありません。

そこでまず、この回答をされた受講者の方には5分ほど「なぜ受講しようとしたのか?」
ヒアリングをして本人に言語化しててもらい整理をしてから、
10分ほど時間をとって、整理し文章で書いてもらいました。

そうしたら、このような文章になりました(概要)。

「私は以前何をしていいか悩んでいた時期に、たまたまハローワークでキャリアコンサルティングを受ける機会がありました。そこで支援を受けた時、いままでの自分は何も自分のことがわかっていなかったんだと、はじめてきづくことができました。その時初めて、キャリコンという仕事がある事を知り、以前の私のように若い人たちの中で同じように悩んでいる人たちを支援する仕事をぜひしたいとお思い、そのためには資格をとりたいと思います。」

資格の活かし方を作るポイント

◆【ポイント1】なぜ自分がキャリコン講座を受けたのか、心の中の本心を書き出してみる。

試験官受けしそうな(実際はしないが)表面的な美辞麗句を並べ立てる人、
話が大きすぎて具体性がない人がいますが、中身が薄っぺらいのがバレバレです。

◆【ポイント2】「なぜ資格が必要か」を必ず入れる

(悪い例)
×「社内でメンタル不全を起こしす同僚がいるので、そういう人の支援をしたいと思い、資格をとろうと思いました」

これではツッコみどころ満載です。

なぜなら、メンタル不全の人の支援は資格をとらなくてもできるからです。

「自分で勉強して支援してあげればいいでしょ」と思われても仕方ありません。

「なぜ資格が必要か?」、資格が必要な理由を明確い盛り込みましょう。

◆【ポイント3】暗唱して練習すること

これは作った文章を覚えるときのポイントです。

せっかく準備をして暗記しても、それを思い出しながら話すのに必死では
棒読みになって説得力がありません。

私は記憶法の講師もしてるので、よい覚え方を一つご提案します。

言葉を覚えるのではなくて「場面を自分の頭の中でイメージしながらその場面を見て話す」ことです。

練習すときは作文した内容を見ながら、その場面をイメージしながら思い浮かべて見てみましょう。

そしてつぎは、文書を見ずにイメージだけ頭の中で追いかけながら、
その時自然に出てきた言葉で語るのです。

志望動機などを話すときに大事なのは、一言一句正確に話すことではありません。

相手も初めて聞く話なのですから、あなたが覚えた通りに言えるかどうかより、
伝えたいことを心を込めて伝えられることで「本気度」が伝わります。

そのためには、頭の中で文字を思い出そうすると心が動かなくなって棒読みになってしまいます。

ポイントは、何度もそれを繰り返しながら、何も見ずに言えるよう口でアウトプットすることです。

ステップ2:動機のの次にやることの確認

⑤の動機の対策ができたら①~④の対策をしましょう。

対策と言っても①~④はRPをやってみないと答えられないことですね。

でも安心してください。

確かにそうですが、①~④にも陥りがちな「悪い応答」と、そうでない応答があります。

まず①~④は、「①」と「②③④」の2つのカテゴリに分けることができます。

つまり、「①」は①のみ単体で対策。

「②③④」は、②→③→④が関連した「続きもの」のストーリーになっているので
関連付けて考えた方が楽になります。

ステップ3:RPので良かった点と悪かった点対策

面接官役をやっていると、①に対する参加者が応答にすぐ飽きてきます。

なぜなら、7~8割の人がほぼ同じ回答をするからです。

どんな回答か?

2種類に大別されます。

・「感情の言葉のくり返しが出来ました」
・「気持ちに寄りそう応答が出来たと思います」

たった13人の面接指導をしてきた私ですら、飽きてくるのですから、
本番の試験官は「またこれか・・・」と耳タコで嫌気がさしていることでしょう。

何がいけなくて、どうすればいいのか?

答えは簡単です。

感情の応答が出来ても、寄りそえてもいいので、せめて
「●●という言葉をくり返すことが出来た」とか
「■■と言われたときき、苦労を感じ深いあいづちをいれたことで、寄りそえたのではないかと思います」という風に、
具体的に「どのワード?」「どの場面?」「どの対応?」をいれて伝えましょう。

先ほどの⑤の志望動機もそうですが、一般論的すぎたり抽象的な発言は
減点対象(加点されない)になると考えるのが自然でしょう。

逆にいうと、それくらい抽象的な答えを言う人が多いので、ロールプレイが出来たかどうかに関係なく、
ここで一歩抜きに出られるチャンスの場所でもあります。

ステップ4:主訴・見立て・今後の対応対策

②クライエントが訴えている主訴は?

③キャリアコンサルタントから見たクライエントが抱えている課題は?

④このあとこのクライアントに関わっていくとしたらどのようにサポートしていきたいか?

②~④はそれぞれ独立した質問ではなく③を挟んで「②③」と「③④」でそれぞれ関連した質問です。

まず「②③」の対策から話します。

「主訴」と「見立て」はワンセット

クライアントに関わっていくとしたらどのようよくある間違いが、②と③で同じ回答をしてしまう人がいます。

それではダメです。

②と③はまったく違います。

②クライエントが訴えている主訴は?→表向きの主訴

③キャリアコンサルタントから見たクライエントが抱えている課題は?→裏の主訴

です。

表向きの主訴とは、クライエントが自分の口で「●●に困っています」「●●に悩んでいます」と
言語化して表現できている悩みや問題のことです。


例)金銭的に将来に不安を感じていて転職したいという想いと、全く新しい知らない世界に転職して、果たしてこの年齢からやっていけるのか?という二つの想いの間で、どのように決断してよいのか迷っている。

③キャリアコンサルタントから見たクライエントが抱えている課題は?

裏の主訴とは、②の問題を抱えざるを得ない、クライエント独自の特徴のことです。

例)何を基準に仕事探しをしていいのか見えないのは、次にやりたい仕事があるわけではなく、まま、ただ辞めたいという動機から転職活動を始めているために思える。まずは自分自身がどうしたい人なのか?主観的客観的な理解が不足している。また、転職先の仕事をどのように選ぶのがよいかの基準が不明確なので、自分の基準を明確にしながら、その基準に合いそうな仕事があるか職業の理解を深める必要があると思います。

「見立て」を伝えるときのポイント

1.②という問題をうったえざるを得ないクライエントの特徴というという視点で答える
2.「何が不足しているように見えるか」「何が必要そうか」、キャリア形成の6ステップを踏まえて伝える。

特に2は重要です。

なぜなら、2に対する具体策がそのあとの質問
「④このあとこのクライアントに関わっていくとしたらどのようにサポートしていきたいか?」
の具体的方向性(方法)にそのままつながるからです。

2を適当に答えてしまうと、④でつじつまが合わず苦労することになります。

主訴と見立て対策のまとめ

②は表の主訴、③は裏の主訴で答える。

今後の対応をどうしたいか?の対策

前述のとおり「何が不足していて」「何が必要そうか」という大枠を
③で明確にしておくことで④は楽になります。

③に対する「具体的なアプローチ法」が④です。

④でよくある悪い回答例。


×例)自己理解が出来ていないようなので、よりそって話を聴きながら自己理解する支援をしたいと思います。そして、職業理解につなげていきたいと思います。

「それをどうやって具体的に進めるか???」
「どのような方法を提案するのか?」

「●●が不足していると思うので」「■■を得るために」と、理由を添えて具体的なアプローチ方法しゃ使う手法として伝えましょう。

例)「2つ提案したいと思います。一つは、③と関連しますが、クライエントは何をしたいのかわからないということと同時に、自分がどのようなことが出来るのか?自分自身の棚卸が出来ていないと思うので、そのようなことを伝え、ジョブカードの作成を提案から始めたいと思います。職業理解については、いったんジョブカードをを通してプランニングをしてからでいいと思いますが、今後行く可能性もあるので可能であれば、ハローワークのネット情報を見るだけでなく、に直接行ってみて窓口で何が相談できるか確認してみたり、見て求人情報の検索や、窓口へ行くことに慣れておくことを提案してみたいと思います。」

⑤は、「寄りそう」「話を聴く」「質問する」「探す」「自己理解してもらう」・・・など
抽象的なことではなく、具体的方法として伝えましょう。

実際の面談業務を経験したことがある人であれば、
自身の経験からいろいろ話せるのであまり困らないかもしれません。

でも、まったく経験がない人はここでつまずいてしまいます。

そんな人におススメな方法があります。

最低限、「キャリア形成の6ステップ」の中から、
いくつか自分でもやり方のイメージが出来る手法を数個あらかじめ用意しておくことです。

「キャリア形成の6ステップ」
(1)自己理解
(2)仕事理解
(3)啓発的経験
(4)キャリア選択に係る意思決定
(5)方策の実行
(6)仕事への適応

特に(1)自己理解(2)仕事理解は、
キャリアの悩みでは関係していることが多いので、使いやすいでしょう。

自分で実際にやって使い方を理解しておけば、現実味をもって説明もできるのでよりベターです。

(例)自己理解の方法
ジョブカード、職業レディネステスト、身近な人へ自己評価など聞いてみる・・・など

(例)職業理解の方法
キャリア・インサイト、OHBY、職業情報サイトを見る、ハローワークに行く・・・など

私も試験前に実際にジョブカードは紙版とネット版の両方を使ってみました。

自分が本当に知っていること一番説得力をもって伝えやすいですし、
キャリア支援の経験がなくても、ツールを使ってみる経験はすることが可能なのでやらない手はありません。

面接試験まで1、2週間でも体験ならできることがたくさんあります。

まとめ

1.口頭試問対策
→⑤自身の動機から本心で作文しイメージを見ながら語れるように暗記する
→①具体的なセリフや場面を必ず入れる

2.②は、クライエントが訴えていることに特化して伝える

3.③は、②を抱えざるを得ないクライエントの特徴&不足しているものが何か?必要な支援は何か?を伝える

4.④は、③に対する具体的方法として何を提供するか伝える

あと1~2週間でやるべきことをやり、人事を尽くして天命を待つという姿勢で臨みましょう。

おまけ


正直、ロールプレイ対策は、いまから何をしても傾聴力はあがりません。

いろいろやろうとするより、「平常心に近い状態で臨む」ことが一番です。

外野からの親切&不安をあおる、さまざまな雑音は無視しましょう。

面接は緊張します。

不合格になる方に多いのが「頭の中が真っ白になってしまう」ことです。

どんなにスキルがある人でも、頭の中が真っ白になってしまえば、実力は出せませんね。

そこで最後に、当日あがり過ぎないためにできることを1つご提案します。

それは、困った時に戻る場所を決めておくことです。

困った時に戻る場所を決めておく

試験ではありませんが、私は昔よく自分の傾聴の師匠から言われた言葉があります。

試験にも通じるので皆さんにプレゼントしましょう。

その言葉とは・・・。

「困ったら傾聴に戻れ!」です。

「いい質問をしよう」「話を展開させよう」そう思えば思うほどドツボにハマってしまう人をたくさん見て来ました。
(そして昔の自分もそうでした)

出来ないことを無理やりいいところを見せようとしても、ドツボにハマるのがおちです。

頭の中が真っ白になりそうなったら、→「しっかりとした、うなずき、あいづち、くり返しに徹する」

固まってフリーズしそうになったら・・・→「そうなんですね・・・うーん・・・どうなんでしょうね・・・・」
と、困ってしまったときも自分の中で考えているという意味のあいづちを
ゆったり入れると、間が取れて落ち着いてくることがあります。

人間2つのことは同時にできないので

①困ったらうなずき、あいづち、くり返しに戻る
②固まりそうになったら、ゆったりした相づちを入れ続け長柄固まらないようにする

どちらかだけでも困った時に何をするか(戻る場所)を先に決めておいてみてはいかがでしょうか?

よかったらやってみてください。

検討をお祈りしています!

関連情報:傾聴サポーター養成講座®


執筆者:岩松正史(プロフィール)

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